我が家では、長年竹製のまな板を使っています。
「竹のまな板!?」と驚く方もいるかもしれません。
木製やプラスチック製と比べるとメジャーではないですが、意外とよく売られているんです。
今回は、長年竹のまな板を使い続けている筆者が、
竹のまな板のメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
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購入のきっかけ
実は今使っている竹のまな板は2代目。
最初に買った竹のまな板は、IKEAの『APTITLIG アプティートリグ』の小さいサイズ。
購入のきっかけは、ただ安かったから。
2016年1月に購入しましたが、当時は500円くらいだったと思います。
竹のまな板なんて見たことも聞いたこともなかったので、
安いだけで買ってしまったが、はたしてどうなんだろうと思っていましたが、
これが思った以上に良い。
- 乾きが早い
- (竹の特性として)抗菌作用がある
使ってみて初めて知りましたが、竹には木製のまな板とも違う、
すばらしい特性があったんですね。
どちらも食材を乗せて切る道具として重要な要素。
洗ってもすーっと水がはける感じですぐ表面が乾くのです。
それまでは樹脂製のまな板を使っていましたが、
- 乾きが早いから菌の繁殖の心配がない
- 黄ばむことがないから定期的な漂白の必要もない
と樹脂製のまな板と比べても竹製に軍配が上がりました。
大きさもそれまでの樹脂製と比べ、かなり小さくなりましたが、以外にも使い勝手がよく、
不便に感じることはありませんでした。
二代目の購入
初代竹のまな板を使い続けて早4年。
よくよく見てみると表面がパサついた感じで、ささくれはないが、傷が目立ち、
洗ってもニオイが残るようになってきました。
そろそろ寿命かなと思い、今年12月、二代目を購入。
大きさももう少し大きくてもいいかなぁと思い、この大きさにしました。
久しぶりに新しく迎えたまな板は竹特有のいい香り。(竹の香りは使っているうちに消えます)
このくらいの長さがあると、水菜やネギなどの長い野菜もストレスなく切ることができます。
さらに厚さもあるので、トントン音を立てて気持ちよく切れます。
この音が樹脂製のまな板ではまず味わえない美味しそうな音なんです。
そして、この溝。これが良い役割を果たしてくれるんです。
葉物野菜など、水で洗ったあとに、まな板で切ろうとすると、
キッチンテーブルがビチョビチョになる経験はありませんか?
この溝があることで、水分がこの溝に溜まり、テーブルが濡れずに済むのです。
竹のまな板のデメリット
いいとこだらけに思える竹のまな板ですが、二代目のまな板を使って早1ヶ月。
すでに包丁の傷が目立つようになりました。
色々調べてみると、竹のまな板の場合、お手入れが必要ということが判明。
しかも使う前に油塗布が必要だったんですね・・・
油を塗ることにより、包丁の傷も付きにくく、長持ちするそうです。
乾性油の油(エゴマ油や亜麻仁油)をキッチンペーパーなどで全体に塗って、一晩置くだけ。
使う前に知っていれば、こんなに傷だらけにならずにすんだのではと後悔・・・。
もしこれから購入を考えている方がいらっしゃったら注意してくださいね。
まとめ
個人的にはデメリットはお手入れが必要なことくらいで、
竹のまな板の、すぐ乾き抗菌作用がある点がすごく気に入っています。
(お手入れも決して難しいわけではないですしね)
初代竹のまな板はお手入れも一切せず、洗剤でガンガン洗って使っていましたけど、
気付けば4年も使っていました。
カッコいいデザインも多くて、木目で色も良く、トントン綺麗な音を立てて切れる竹のまな板。
皆さんも是非使ってみませんか?